
まっすーの「灰色のカナリア」に行ってきました。昨年五月のゴローさん「ぼっちゃま」以来の現場!やっぱり楽しいわぁ~

涙が出るほど笑えて、楽しいお芝居でした!以下、ネタバレ含む感想です。
■ストーリー
ある朝、藤井(増田貴久)が目を覚ますと、カナ(奥菜 恵)のベッドの中にいた。
カナは数年前に謎の失踪を遂げた大物ミュージシャン。前夜のいきさつをどうしても思い出せない藤井。
カナは「大丈夫、まだ何もしてない」と不思議な微笑み。
そこへ、妙になれなれしい上の階の住人や、いかにも怪しい電気屋、
スクープをねらう女性編集者たちが現れて、状況はどんどんややこしくなってゆく。
そんな中、カナに淡い想いを抱き始める藤井だったが、
突然、ピザ屋の制服に身を包んだ男(松岡昌宏)が現るとカナと熱く抱擁。
この男は何者なのか?死んだはずのカナの恋人か?
やがて浮かび上がってくる数年前の事件の真相。
藤井は事件の謎を解き、淡い想いをカナに伝えることができるのか?
笑いとサスペンス満載のファンタジック・ラブ・コメディー。(公式サイトより)
「まっすーのベッドシーンがあるらしい!」と前評判だった訳ですが・・・これは「ベッドにいるだけシーン」じゃないですか!!見られないます担の友人につぶさに報告せねば!と息巻いていたのに・・・一緒にベッドにいる部分は暗転してて奥菜さんしか分からないので、まぁ下がパンイチ(上はパジャマ)姿が見られるってだけです。
のっけからこんな話ですいません、いやこのベッドシーン肩透かし以外は本当に面白かった!何回も笑って笑い涙を拭いました。言葉遊びやテンポのいい掛け合いが面白くて、↑のあらすじで想像される内容より断然楽しめました。
カナは歌だけが聞こえない奇病になったという設定なので(声は聞こえる)、カナに聞こえないように登場人物たちがミュージカルのように歌いながら会話したり、カナの歌詞に(そうとは知らず)藤井が併せて作曲した曲を歌ってみせたり、まっすーのナマ歌を堪能できるシーンが随所にありオイシイです。
松岡兄貴と年上ヒロイン・奥菜さんの真ん中にいる藤井くんはやはりちょっとオドオドというかかわいいキャラクターで、黒まっすー好きには「やっぱりそういうキャラなのね・・・」と残念かもですが、やっぱりこういうキャラは本当にぴったりなんだなぁ。当て書きなのかなぁ?と思ったくらいでキャラも歌もまっすー以外の人がやるのは想像できない感じでした。
サスペンス(怪しい電気屋は以前カナの恋人を・・・)とファンタジック(カナの死んだ恋人の霊がピザ屋にとりつき、そして涙の別れ・・・)の部分はすすり泣きも聞こえたけど、個人的にはちょっと詰め込み感があってそこまで話にのめり込めなかったけど、それでも十二分に楽しみましたよー。
終演後は、脱退騒動以後、初めてにうす担の友達と会ったのでしゃべりまくってしまいました。楽しかった!と、いいつつ今後のにうすへの不安や文句もいっぱい言ってたんだけど(苦笑)